バーチャルとリアルの同時進行。
キンプリが、『シンデレラガール』を、
王子様の衣装で、歌い踊る。。
2018/1/17、
デビュー会見の日の衣装は、
見慣れたジュニアが着る、
先輩のお下がりをリメイクしたような、
衣装だった。
そこから、シンデレラガールだけで、
何着の衣装を身に纏い、歌ったのか。
どれだけ、新しくデビューした新人を、
名が体を現すかのようにしようとしたか。
あの衣装の数に、誰もが事務所の本気を、
感じたことだろう。。
そして、見事に彼らは、
『国民の王子様』としての地位を得た。
でも、それと真逆の面を浮き彫りにする、、
そんな可能性のあった、
ドキュメンタリーという手法を、
何故、用いたのだろうか。。
私は以前、『光と陰』ということを、書いた。
眩しいほどの強烈な光があたるほど、
濃い影が出来ること。。
時代なのだろうか。
ドキュメンタリーとして、流れてくる、
映像は、見ている私たちへ過酷なまでに、
彼らの苦悩を、浮き彫りにして、見せた。
そこも、しっかりと描くことで、
バーチャルな世界の住人だった彼らから、
一気に、体温のある生身の人間としての、
痛みが伝わってきて、心が折れそうだった。
多くの人から漏れ聞こえてきた言葉。
そこは、傷が風化してから、
彼らが回想として、
『あの頃はこうだった』(今だから言える)
ということで、良かったんじゃないか、、と。
でも、同時に描くことで、
彼らのデビューが決して、
ぽっと出の新人ではない、
十分下積みした玄人だと、
世間が知ることが出来た。
特に、
花晴れからのファンの方には、
強烈だったのでは。。
私は辛うじて、ジュニアの頃の彼らが、
デビューするのか、しないのか、その、
『一喜一憂』の中にファンとしていた。
だから、『そうだったよね、きっと。』
と思える部分もある。
でも、新規の方には、驚きがすごく、
あったのでは。。
最後の結末が、
いわちの休業だから、余計にだ。。
リアルこそ、感動を与えることが出来る。
ジャニーさんが、大切にしていること。
ドキュメンタリーという『リアル』が、
より『彼らを応援したい!』という、
空気感に繋がったのは、確かだと思う。
巻き込み方として、成功してる。
ただ、ドキュメンタリーも、
どの部分をクローズアップするかで、
微妙に伝えたいことという、虚構になると、
私は思っている。
自分が、ドキュメンタリー番組に、『参加した時』、制作者の意図に書き換えられたという経験があるので。。
↑↑↑ここまで書いて、
日経エンターテイメントを読んだ。
インタビューの中で、先輩を追い越して、デビューしたことについても、やはり、気負いと決意があることを語ってる。
その人たちに、ある意味認めてもらえるがんばりをしなくてはならない。
それは、選ばれたものの宿命。
いろんな意味で、彼らは、華やかさだけではない世界にいる、その想いを情熱を、胸に抱いている。
音楽という入口から。
King&Prince&Tiara
Mikico☆
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