パワラブ、1パラ目。

☆ご訪問頂きありがとうございます☆

たまちゃんのパワラブは、
公開して間もなく、観に行きました。
でも、ちょっと私の中で、
咀嚼してから、書きたいなと、
思って、、いまになりました(°▽°)

やっと、落ち着いて書けます。
すこしだけ、ネタバレあります。
ネタバレ回避の方は、Uターンを。
下げます。






1パラ目は、衝撃だった。。
(何パラする?は、みっくん発案。
コンサートでも、たまちゃんが、
公式になったよって報告してましたね)

まず、最初の電車のシーンで、
この電車に乗ったことがある人だったら、
窓と窓が接近して、
見つめ合えるくらいの瞬間を、
体験したことが、少なからず1度はあると。

そんな体験のある方なら、
窓越しに生まれるロマンスがあったなら、
現実のもののような、幻のもののような、
儚い夢、、、だと、想像ができるだろう。

でも、
その相手が、現実として、
目の前に現れて、
自分の世界に入って来た時、
もしかして、こんな展開に、
なるのかもしれない、、
と思わせてくれる。。

そして、何より、
物語の展開は、現代だからこそ、
リアルに『あるのかもしれない』と、
思わせる記憶のコントロール。。

場面が、まるで、
異次元を行ったり来たりしてるかのように、
ヒロインが自分の彼女だったり、
親友の彼女だったり、
入れ替わる世界に、観てる側も戸惑う。。

そして、たまちゃん演じる嵩史、気が付く。
『こっちが、、、現実だ』

記憶の改ざんの理由を知った時、
観ている誰もが、そこに、
友人関係と、恋人関係の、
それぞれにおける『純愛』が、
浮かび上がってくるのを、
感じるだろう。。

透明感溢れるたまちゃんが、
嵩史の苦悩、葛藤、欲望を、
絞り出すような演技で、
演じてる。。

キスマイでは、
『ふわふわひよこで自由なたまちゃん』

たまちゃんだからこその、
穢れなき存在感が、
一筋の光のように暗闇を照らすので、
ともするとドロドロした感情のもつれも、
美しい純文学の中の高潔さのように、
感じさせる。。

どうしても、ストーリーの進行上、
嵩史目線で観る1パラ目。

舞台挨拶でも、
たまちゃんが言ってた、
麻由子目線で、観ると、
かなり切ないお話にもなりそう。

ただ、
どこからが真実だったのか、、
それは、謎めいたままにしてる、
吉岡さんの演技も秀逸だ。

たぶん、現実を知った嵩史に、
ただだた、言った
『愛してる』
という言葉と、
『名前も知らないのに好きだった、
それが私たちのたったひとつの真実』
『また、見つけて。私を』

この3つの言葉は、彼女の本心と思う。

でも、最後、
電車のシーンがプレイバックする、、
そのときの麻由子の微笑みは、
真実なのか妄想なのか、、

それこそ、その微笑みがあったら、
そもそも、二人はもっと早く会い、
こんな展開にならないで、
違う展開だったかもしれない、、
第3のパラレルワールドの示唆、
とも取れるし、
麻由子の優しい嘘のようにも取れる。

監督さんは、
『観る人の捉え方を大事にしたい』
と、おっしゃってたので、
見解は色々あっていいというのが、
作り手の意図だ。。

パラレルワールド、、
もしも、あとのき、、
という可能性を考えたり、
嵩史、麻由子、智彦の、
3人の立場に立って、
考えたりすることで、
無限に臆測することが出来、
妄想が膨らむ。。

2パラ目は、麻由子の視点で観てみよう。
そして、何度も観るうちに、
もっと深い人間の感情を味わうのだろう、、
そう思わせてくれる、
素晴らしい作品でした。

king&Prince&Tiara
andキスマイ。

Mikico☆